MARUHOPPEの日記

お笑いと平和を愛する日本人のしょうもない出来事

私的結婚観・銀婚式とだいぶ経って

いい夫婦の日の関連で、私なりの結婚観を、このタイミングで書いてみた。もうブログは10年くらいやってるから、何回か同じこと書いてるかもしれないけど。

結婚するなら、20代と思っていた。特に美しくもなく賢くもなく、ましてや性格もよろしくない、家柄も良くない私のようなスペックの者が、結婚相手について好き勝手言えるのは20代前半までという自覚があったからだ。結婚において、若さって本当に強力な武器と思う。逆にいうと、何もなくても若いうちでないと傲慢になれない。

ところが、ここが私らしいのだが、そう思っていながら特に綿密な計画や戦略は立てず、ただ漠然と流されていた。こう見えて意外と、相手から来ないと恋愛が始められないタイプなのだ。

果たして、高校時代の同級生であるダンナと長らく友人関係であった中、20代で結婚が決められたが、25年経った今も、子供こそ得ることはなかったが、結婚して大正解だったと思う。彼は心身共に健康で、感情的になる事がほとんどない。全くと言っていいほど、独身時代と性格が変わらない。私の仕事がめちゃくちゃで、出張ばかりで家を空けていたり、飲み会ばっかり行っていて家事が疎かになっても怒る事などない。変わったのは体型だけ。また、私の親きょうだいだけでなく、友人知人にも大変親切。勿論、私には最も親切だ。共に暮らす配偶者として、必要不可欠でありながらなかなかない難しい資質を、彼は持っていた。これは思いがけないラッキーであった。

お姑さんもお舅さんも、ダンナの親だけあってとてもいい人で、今のところ健康。孫を見せることができなかった嫁に残念で裏切られた思いもあっただろうが、表向きは何も言わない。私は己の運を、ここで使っているのかもと思う。

人に問われた時、私がさんざん遊んだ末に恋愛に疲れて友人だったダンナに結婚を迫ったとか、ダンナをだまくらかしたとか、色々うそぶいてみたけれど、昔ながらの付き合いのある人はだいたい、結婚の経緯を知っているだろう。

 

私的ブログだからあえて書くが、自惚れも含め、ダンナは私の事を大好きだ。常に私の事を気にかけてくれている。この長い結婚生活の間、喧嘩も諍いも多々あったが、いつもダンナから謝って事が収束していた。喧嘩の原因はほぼ「私が心配」という事に始まり、おせっかいを焼くダンナに私が怒ってダンマリを決め込むが、ダンナがよく分からないけど謝って事態が収まる。だいたいこのパターンに尽きる。知り合って人生の3分の2近くは優に経ってるが、なぜ少しもブレずに好きでいてくれたのか、私も不思議に思うほどだ。

まあ銀婚式からだいぶ経った。結婚当初、私の想像していた銀婚式は、もっと生活も精神も安定していて、海外のコテージあたりで静かに過ごせるものだと思っていたけど。これが現実であろう。

 

なんか勝手なこと書きました。曇りの蒸し暑い朝。とても来週で12月とは思えない。

今日は午前麹町、午後飯田橋。通勤ラッシュがきつい。朝早いのやめようかなあ。

 

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