MARUHOPPEの日記

お笑いと平和を愛する日本人のしょうもない出来事

身も蓋もない婚活本

「結婚のためなら死んでもいい」南綾子著。この作者の本は以前、「21世紀の処女」を読んだことがあった。下ネタギャグ満載の話で、書き口調も笑わせよう感が漂っており、ちょっと辟易したのを思い出す。手元に置くほどでもなかったので処分した。

なのにまたつい、買ってしまった。時間つぶしに本屋に行って文庫本を買うのは私の癖だ。そのくせ、結構すぐ処分する。軽度の活字中毒なのかもしれない。

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作者による婚活エッセイ。赤裸々に書いているのかもしれないが、新富町エステティシャンの婚活話の方が小気味いいかも。まあでも、一つうまくいかなくなると怖気づくのはわかる。条件的にいい人はつまらなくなったり、変な人に惹かれるとあるが、私はあまりそう思わない。この歳になるから分かるのかもしれないが、いわゆる一流企業に勤めて高収入でも、変な人はすごく多いからだ。笑える口調で書いているのでライトに読めるが、運命の人を探すのはこんなにも大変なのか。他人事ながら腹が痛くなる。

まだ読み終わってないので、最後はわからない。彼女のお眼鏡にかなう人が現れるのか。婚活云々については、まだ考える余地がありそう。

 

まあ何でこの本のことを書いたかというと、就活も婚活に似てるとこがあるなと思ったから。いくつかの会社を経た身としては、金持ちに嫁いでも(高給取りになっても)大変な事が多いし、他人をうらやんでも入れ替われないということ。まあ全てが似てるってわけでもない。仕事は簡単に転職できるけど、結婚は一度したらすぐに別れるの面倒そうだし。

まあそんなこんなで、自分のスペックを冷静に見つめ直すと、今いるポジション(結婚相手)は相応なのかもしれない。とも言える。でも仕事は諦めきれないなあ。

 

今日の東京都の感染者は405人。