MARUHOPPEの日記

お笑いと平和を愛する日本人のしょうもない出来事

読書感想文その3 どす黒い自分について

昨日、池袋の公園で見たお子さん達。体操してた。
子供は離れて見ている分には、可愛いと思う。ああやって集団でいるのをずっと眺めていると、面白い。



「みんな邪魔」(真梨幸子)読了。
一昔前、一世を風靡した漫画のファンクラブ(中年女性)の悲劇的な物語。原題は「更年期少女」。

まぁー、女性のどす黒い部分が余す所なく書いてありました。読後感がたまらなく嫌な気分になるミステリー「イヤミス」っていう領域の第一人者らしい。


こういう、女性グループの思惑が交錯して動くストーリー展開は、私の読んだ限りでは「4つの嘘」(大石静)、「森に眠る魚」(角田光代)、林真理子の短編などで知ってる、よくある話。特に珍しくもない。
でも確かに、読後感の悪さはこれが一番かな。


しかし今、書き出して分かった。
私、かなりドロドロ系の小説が好きなんだと。
げげ。