MARUHOPPEの日記

お笑いと平和を愛する日本人のしょうもない出来事

稲城夕景

高校時代の友人のお母様が亡くなられたため、お通夜に出かけた。親が倒れたり儚くなってしまうことが、メジャーな年頃になってしまった。
と言いつつ、夏の喪服的な黒い薄手のスーツを持っていないことに、我々夫婦は愕然とする。あれだけ服を持っているのに、黒いスーツなかったんだ‥‥。ダンナに至っては、式服を持ってはいたものの、太っちゃって履けなくなってしまっている。お通夜なので、グレーのズボンにして、黒ネクタイに黒ジャケットを着用した。私は母親からもらったヨシエイナバのチャイナカラーの長スカートスーツに。これが、サイズが大きくてズリそうだった。


同級生の女性の友人と新宿で待ち合わせ、乗り換え乗り換えして南武線南多摩駅へ。
友人達は、多摩とか稲城在住が多い。しかし、ダンナの実家に車で行く以外、電車で訪れたことがない。それが今回、南武線。こんなにのどかとは。

お通夜は滞りなく行われ、参列した友人達と、思いがけずプチ同窓会となった。
みんないいおじさん、おばさんになってるな。独身とか、子供なし夫婦の集まりになっちゃってるけど。子供いる人達は、やっぱり集まりにくくなってる。
しかも、男女とも食べ過ぎ、飲み過ぎだ。私からすれば異常な量をずーっと摂取してる。

高校時代のイベントで何があったか、この辺りには同級生の誰々がいた、などと思い出話に花が咲く。うちのクラスの男子は、子供らしいというか、とっても素直でいい子が多かったな。粛々とではあるが、この細い絆を続けていこうね、と言いつつ別れる。