MARUHOPPEの日記

お笑いと平和を愛する日本人のしょうもない出来事

「愛人(ラマン)」

昨日、式場から見た皇居。
会議でよく使う場所だから、結構見慣れている風景だけど、ご親族の方々は物珍しいらしく、じっと眺めていた。


とある方のブログに、M・デュラスの自伝的小説「愛人」のことがちょぽっと書いてあって、すごく懐かしくなった。本屋で立ち読みしてしまいました。
海外ものは、あれくらいしか読んでいない。

ちょうど映画「愛人」の公開時にフランスにいて、ジェーン・マーチのアップの看板がやたらあったので、すごく興味があった。
結局日本で見たんだけど、当時19歳のジェーン・マーチが可愛かった、しか記憶にない。
ちょっと小生意気そうな顔をしているのに、体はすごくいいものを持っている。ラテン人の底力を見た感じだった(後で調べたら、彼女はスペイン系イギリス人、ベトナム人、中国人の血が混ざっているらしい)。
映画をほとんど見ない私には、貴重な思い出。


ともあれ、本にはいやらしさはまったくなく、デュラスの思い出が淡々と綴られている。インドシナの風景が浮かぶ、というか、まあ私が子供時代を過ごしたジャカルタみたいな感じなのかなと想像してみたり。