MARUHOPPEの日記

お笑いと平和を愛する日本人のしょうもない出来事

古巣で受付

結婚が決まって転職する際、なるべく楽で、負担にならない職場を求めた(かなり図々しい考え)→半官半民の団体、という安直な気持ちで転職活動をした。

まだ世の中が景気よかったのだろう。受けたら立て続けに2つ受かって、この団体は私が辞めたい時期まで待ってくれる、というので決めた。


前職とは給料がぐんと下がったが、居心地よく、私の部署はとっても仲が良いため、毎日5時過ぎには飲んでいた。
楽しかったなあ。


まあ、その代わり、仕事熱心とは言い難く、同じような仕事を変わらず行う毎日を良しとしていた。私も職場も。



あれからいろいろあって10年、私は不安定な仕事をしているけど、ここは相変わらずだった。私がいた頃から変わらないホテルで賀詞交換会を行い、メンバーもほとんど変わらない。そりゃあ辞めないよね。


来客でも変わらない企業が多い。同じような業界にいるので、知り合いも結構いて、懐かしい。
昔とった杵柄で、受付を手伝ってみた。
おじさん達しかいないが、楽しく交流できた。


それでも昔馴染みの方も歳をとり、環境も変わってきている。辛いこともあるようだ。


私はこういう時、何もできない無力さを感じる。彼らの哀しみを私がどうかできるなんて、おこがましい事は考えてないけど、一緒にいる時に笑っていられるようにはしたいな、と思う。




今日は父親の月命日。父親にはろくに親孝行できなかった。残された母親に何ができるか。やっぱり何もできないんだろう。