MARUHOPPEの日記

お笑いと平和を愛する日本人のしょうもない出来事

来昌寺@美濃

次の日は快晴。昼になるにつれ、どんどん気温が上がっていった。朝に、おばあちゃんが眠るお寺へ。10年ぶりである。昔と違って、住宅がかなり迫っている。
お墓、かなり古くなっている。叔母ちゃんはマメに来てくれてるみたいだけど、掃除はできないみたい。タワシ持って来ればよかったな。
母親は、元気でここを訪れるのは、これが最後と思っている。私もそういう気がしている。


おばあちゃんは、母親のお産の手伝いをするため、私の家にいて、そこで脳溢血で倒れ、帰らぬ人となった。当時3歳であったがおばあちゃんがトイレに出てきてから急に倒れたとか、母親が「お母さん」と言って泣いていたこととか、なぜか画像で覚えている。
まだ50の半ばになるか、ならないかだったはず。戦争未亡人になってから4人の子供を育て上げた、大変に頑張り屋でありながら、物静かな優しい女性であったという。


おばあちゃんに別れを告げ、叔母ちゃんの家に戻る。さくらまつりが開かれており、花みこしが通るのを眺めた。
近所の人が、母親を見つけて話しかけていた。私を見ると「よっちゃん(母親)の若い頃そっくり!」と驚かれた。
私個人は、母親に似ていないと思うのだが、人様から見れば、そっくりに見えるのだろう。

そして母親と叔母ちゃん。本当に似てきてる。お互いがお互いを見て「デブ」と言い合っているけど。
でも社交的な叔母ちゃんと、非社交的な母親。性格は全然、違う。おばあちゃんがいたら、これまたそっくりになるのだろう。嗚呼、女の一生