MARUHOPPEの日記

お笑いと平和を愛する日本人のしょうもない出来事

枇杷❤️枇杷❤️

長崎の方からいただいた枇杷。これも大人になってから好きになった果物の一つだ。甘くてよく熟していた。

今週、忙しいかもとワーワー言っていたわりには、大したことなかった。明日は研修会。これも午後だし、田町だし。

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今、読みやすい本しか読んでいない。「噂の女」(奥田英朗)読了。うーん。「ガール」、「マドンナ」、伊良部先生シリーズは好きだったんだけど。
美幸という女性の周辺を取り巻くお話(ザックリしすぎか)なんだけど、地方都市(たぶん作者の出身の岐阜あたり)が舞台で、その人間たちが愚かに描かれすぎていた。角田光代もかなり、登場人物を情けなく描くタイプなんだけど、奥田英朗のは田舎者で品がなくて、お金に汚い人々ばかり。

こういう人を見るの、嫌いじゃないところが私も品がない(他人のプライベートには興味がないが、しょうもない、くっだらない話は大好き)。ずっと読んでると地方都市に住みたくなくなる。特に最近の、セクハラ市長とか議員とかのワイドショーを見ていると、この小説にリンクしてしまう。と思いつつ、閉鎖的な場所にいたら、リベラルな考え方はできなくなるだろうことは、十分に理解できる。
東京に今、住んでいるからこその一方的な思いだが、本当に地方都市に住んでいなくてよかった。たぶん、途中から入ったところで仲間に入れてもらえないだろうし、多様性を受け入れてもらえない気がする。