母親ヨシコの誕生会、16回目という。そんなになるとは、主催者も驚いている。父親を11月に亡くし、落ち込むヨシコを慰めたいと、12月の誕生日に会を催したことが発端。あれから16年になるのか。
父親を亡くし、それまであまり実家に寄り付かない親不孝者だった私も、一応反省したのだ。その日から毎日、電話するようになり、二週に一度、泊まるようにしている。これを親孝行というつもりもないけどさ。自分の自己満足とも言える。父親が生きているうちにやってあげればよかったと、後悔しても遅い。
とにかく天気も良く、気候も良く、ヨシコも元気。結構歩いたし、疲れたと思う。でも、料理の量を少なくして欲しいと言っておいただけあって、全部平らげてくれたし、ギンザシックスにも行ったし、キルフェボンのタルトも購入した。喜んでくれたようで、連れて行った甲斐があった。
とにかくおめでとうヨシコさん、いつまでも元気でいてください。
私が疲れているように見えるらしく、ずっと心配だ心配だと言っていた。まだまだ親を心配させる娘のようだ。
