MARUHOPPEの日記

お笑いと平和を愛する日本人のしょうもない出来事

一関先生

正直言うと、先生に憧れを抱いたことは一度もない。

私は転校続きの子供だったし、先生に関わった思い出もない。


ただジャカルタにいた小学4年の頃、担任だった一関先生だけは、非常に印象に残っていた。
北海道出身で、ヒゲもじゃらで、熊みたいにいかつい人だった。早い話が、絵に描いた「熱血教師」。その彼の人生もドラマみたいだった(詳細は伏せる)。


帰国してからも、北海道で校長先生をしたり、海外青年協力隊のシニア部門に入ったりと精力的に活動をされていたようだ。
他のクラスメートとは何回か会ったりしていたらしいが、その頃の私はトガっていて、先生に会わなかったと思う。


今回の札幌出張の際、何十年ぶりかで先生に会うことができた。


ヒゲもなく、髪も真っ白だが、声と顔は昔のままだった。
高校の同窓会の場所に連れて行ってもらった。
聞けば、先生は父親と同い年だった。


お父さん。


やっぱり、早く逝きすぎたね。



印象深かったのは、先生の手。
体と同じ、ごつい手だった。



もしまた、行くことがあったら、皆で行きたい。