「小さな恋のものがたり」（みつはしちかこ作）。小学生の頃、誰かにもらったか何かで、1巻〜数冊持っていた。私の世代よりも上の女性なら知ってる人は多いと思う。小さい女の子、チッチと長身モテ男サリーの恋物語。
いやしかし、まだ続いてるとは。未だにチッチ始め登場人物は高校生。サザエさん並みの時間硬直。そしてなんと、サリーはスウェーデンに留学していた。その部分を読んでないから分からないが、まぁサリーはチッチを女友達の1人としか捉えてなくて、チッチの完全なる片思いが進行中……ということだろう。
今読むとチッチは純情といえば聞こえはいいが、かなりウジウジとサリーを思い続け、かなりウザめ女子。今の時代には全然合ってない。でもそれも、懐かしくていい。この物語ごと、時が止まっている。高校生にありがちな携帯電話もない。
作者のみつはしちかこ氏はもう、80代。大病もされたらしい。無理せず、この時代錯誤（いい意味で）ラブストーリーを紡いでいただきたい。
今日は家にいようかな。
東京都の感染者は810人。
