羽田空港に着いてもぐじぐじして暗い顔をしていたら、急に私の名前を呼ぶマスクの男性が。
女体萌え会メンバーIさんだった。
彼は気を利かせて、女体萌え会の再集結を計画してくれた。皆んなの予定が合わず、結局9月になっているが、それでも十分楽しみだ。それがこんな空港で会えるとは。なんてオシャレ。
そもそもその会だって、コロナも含めて5年以上はやっていないはず。私以外は皆んな、ちゃんとした記者業を続けている。もう立派なエキスパートとなっている。
Iさんも、シュッとしていた。北海道に行くそうで、長崎に行く私とは真逆。しかし、ANAの出発ルートで会うとは。分からないもんだな。
なんかつまらない気持ちになっていたけど、こんなふとした出会いで、少し上向く。ありがてえ。
なんか、ちょっとした邂逅が懐かしさと共に元気を連れてきてくれた感じだ。
飛行機、富士山の上を通り過ぎる。ここに今頃、神田のAさんが登頂しているだろう。心の中で手を振っておいた。