MARUHOPPEの日記

お笑いと平和を愛する日本人のしょうもない出来事

原鉄道模型博物館

鉄ちゃんのダンナと、横浜の原鉄道模型博物館に行ってみる。


原信太郎さんとやらは、撮り鉄乗り鉄の元祖で、昭和初期の生まれ。90歳過ぎのお方だが、ご健在のようだ。
元々お坊っちゃまでもあるのでいろいろな国に行って鉄道に乗りつくし、一番切符を取るために学校や会社を休むという熱の入れよう。

手作りの列車とか、ジオラマとか、すごいな〜と思うけど、これは御家族含め周囲の協力がないとできないことだ。


職場の人が、出張先でギターを買ってきて、職場を送り先にしていた。すごく高くて、家族に言えないそうだ。どこかに彼の物置があるとか、ないとか。
かように、自分の趣味を全うしたいなら、様々な軋轢があるものだと思う。

ところが、原家は海外出張中のダンナの代わりに一番切符を嫁が徹夜で並んで取ってやったり、子供らにキャプテンクック(海外の時刻表)を読めるような教育させたり、信太郎やりたい放題なのだ。


いい時代だったな。
私にはこのジオラマが、信太郎のエゴイズムの象徴に見えて仕方なかったが。もちろん、家族がよければ大きなお世話でもあるのだが。
犠牲にするものが、私から見れば大き過ぎる気がする。

コレクターに冷たい私であった。