義理実家と墓参りの後、地元のピッツェリアに行った。義母は可哀想に、毎食義父のご飯を作っているので、外食をほとんどしていないそうだ。
街道沿いにあるオシャレな店だったが、小さめなのとラストオーダーが20時と早いのが難。
可哀想と思っていたけれど、義母は義父にかなり甲斐甲斐しく食べ物を取ってあげたり、魚の骨まで除いてあげたりする。してあげるのが好きな人なのだと分かった。これは、ダンナに通ずるものがあるな。ここまでしないけど、食べる時に美味しいからあれを食べろ、これをかけてみろと、かなり小うるさい。
いつも和食が美味しいので、好きなのかと思いきや、義母は意外にもパンとか洋食が好き。毎日パンでも飽きないと言う。なのでピザも好きらしい。
私はニョッキが、一番美味しいと思った。中年と老人の食事は、前菜とピザ、パスタ、コーヒーで終わる。それもシェア。
この日は午前中、WBCの準決勝(メキシコ戦)で、村上のサヨナラタイムリーという劇的幕切れで私は感動していた。栗山監督がどんどん痩せているのが切なくなる。でも、選手も含めた一喜一憂感が、久しぶりに自分の気持ちにも伝播するようになってきた。
いや本当、最近こんなに気合い入れてTV見ることなかったな。サッカーは全く見ないし、これからも見ない自信があるけど、野球はWBCなら見るだろう。もうリーグ戦は見る時間ないので、あんまり見ない。
その後、高校野球を見ていたら、慶應だったかが髪の長い子達ばかりだったので(清原の息子がいたら、その子はツーブロックだった)、時代が変わったなあと思った。昔なんか、みんな五分刈り以下の坊主頭だったよな。
別に髪で野球やるわけじゃないし、今のこのご時世に合わないだろうからいいけど、私は坊主頭の高校球児、好きだった。この時期しか似合わない髪型って思う。これも意味のない話だし、校則で前髪何センチとかいうの、バカみたいと思っていたから、少しずつ変わるんだろう。
今日は大学。引っ越しの準備をしなくてはならず、一方で次の日の総会というかお葬式というか、そんなセレモニーの準備をしなければならないのも気が重い。こんなセンチメンタルに陥っているのは、どうやら私だけなのだ。
なので、1人で気を重くして、1人で心で泣こうと思う。
今日の東京都の感染者は373人。
あ。
日本、WBC世界一おめでとう。本当ありがとう。唯一光が差しました。