Yちゃんは大変、心の広い女性である。
私は仕事が忙しいのではなく、単純に焦って余裕がないだけなのだ。この程度の仕事量、普通にこなせる。
この長い付き合いの中で、ドタキャンも結構あった。それでもYちゃんは怒る事なく、かえって慰めてくれたりしたものだ。こんな彼女欲しい。
そして今回もギリギリでデートを申し込む。私はもう、身勝手な男のようだ。
下北沢、来る度に変わる。
しかもまだ蒸し暑い。9月も半ばで、なんだろうこの暑さ。
昨日から食べっぱなしで、お腹の調子が良くない。でもYちゃんと会うとお腹が空いたような気がする。
なので普通にパスタセットを食べてみた。
うーむ、なかなかの量。
お茶をしたくていつもの喫茶店に行ってみたら、あの優しい老夫婦がやっていたお店がなくなり、工事中になっていた。これにはYちゃんも私も悲しくなってしまった。ずっとあると思っていたのに。
Yちゃん桃のタルト。美味しそう。
いかにもSNS映えしそうなクリームソーダ。しかし、味はそうでもなかった。私のお腹は限界だったし。
サンデーブランチはヒマワリ推し。
Yちゃんの安定感は相変わらずでした。私の愚痴をただ聞いていただいた結果に。
忙しいは忙しいのだけど、まあ昔よりもひどい落ち込みはもうないと思っている。昔は相手にされていなかったから拗ねていたのかも。
Yちゃんと話すことで、なんとなく整理できた。ありがとうございましたYちゃん。誕生日がまだ先なのに、大きな荷物を渡してすいませんでした。