持ち込みで服を売ってみたのは短大の頃。昔から服道楽だったのだが、どうもセンスがない。当時はものすごく高いと思っていたクリスチャン・オジャール(今もあるのかな?)の刺繍入りジャケット、やはり普通には着られなかったので、試しに吉祥寺の古着屋で売ってみたら何百円とかいう値段だったと思う。
それから、服を売る形態は進化していった。連絡すると箱を送ってくれて、それに詰めて送り返せば査定してくれるというのにハマったこともあるけど、今回は未使用のタグつきで、しかもヒューゴボスというブランドであることから、ちょっと期待して持ち込みしてみた。
サブナード地下。すごい丁寧に迎えられ、個室に入る。
イケメン兄さんが、服を見て過去の購入履歴を検索。服はカバンやジュエリーと違い価値が変動しやすく、それでいて市場要望もあまりないそうだ。ヒューゴボスというと、圧倒的に男性が多いそうだ。
そんなわけで買い取れるのは2000円だと。ちょっ待て、未使用でジャケット、パンツ、スカートもあるのに10分の1以下の値段!?
仕方なくすごすごと持ち帰った。
いや本当に、服なんて売るもんじゃない。この荷物は重かった。しばらくウロウロしなきゃならない用事があったから、邪魔でコインロッカーに入れておこうと思ったけど、探す時間もないくらい忙しかったので仕方なく持ち歩いた。
私は他人とやり取りするメルカリが好きじゃないので、他に委託することにしよう。もう、安くても仕方ない。
今日の東京都の感染者は23人。