父親のお姉さんである叔母さんが亡くなった。父方のきょうだい4人、全滅してしまったことになる。一方、母方のきょうだい4人は全員健在。
父親はきょうだいと縁が薄かった。父親は子供の頃の事を決して話してくれなかった。まあ母親から聞いたけど、本人から聞かないと意味がないしな。でも言わないのがいいと思う。言わないまま、一番早く逝ってしまった。
その後、父親の妹、父親のお兄さんとバタバタと亡くなることに。
叔母さんは一番上の歳で、一番長生きしたことになる。華やかな美人で、夜のお店をやっていた。モテていたみたいだけど、70過ぎてある男性と入籍した。その男性にも先立たれてしまい、練馬でしばらく1人暮らしをしていた。
父親に先立たれた母親を気にかけてくれていて、しょっちゅう手紙やお金を送ってきてくれたらしい。妹も甥っ子が産まれてから、お金を送ってきてくれていたそうだ。たぶん、叔母さんも寂しかったのだろう。
最後に会ったのはコロナが流行る3年前か。父親の墓参りをしてくれた。あの頃は全然、元気だったのにな。
今は亡くなる方が多いらしく、火葬場も待ち状態らしい。親戚の子と久しぶりに電話で話した。彼は若い頃から両親を亡くしている。
母親や妹は、親戚付き合いをあまりしたがらない。私もそうなのに、なんかあると私が代表になる。やれやれ。
このように、大変薄情な家族であった。私も含めてね。叔母さんごめんね。